神楽岡町 忙中閑記04_Cafe東西南北のマスター演壇に立つ。。

【Cafe東西南北】マスター・桜井一二さんが河合塾の演壇に立つ。桜井さんは学生時代から、沖縄県宮古・八重山や北海道アイヌなど日本人の奥の奥にかかる民俗学研究を続けている。もちろんアカデミズムに翻弄されない自由在野の研究者である。また、自給自足の営みを追及する桜井さんは朽木村の奥地で農業を営む。小中学校の子供たちや、高校大学の若者を連れてドロドロになって自然と格闘する自然体験もスバラシイ。。このほか子育て中のご家庭へのサポート活動も常時行っている。Cafeはお茶や食事をするところというよりは語り合う場所と化して、界隈のヒトビトの心の支柱の役割を果たしているといっていい。このほか桜井さんの活動範囲にはとどまるところがなく探究心はいまも旺盛である。そうした蓄積を披露してもらえるはずだ。。受講者は、志望大学目指し受験勉強に励む予備校生たちとその関係者が中心であるが、一般ピープルにこそ必要な講和だと思う。

Cafe東西南北マスター演台に立つ桜井さんは、企業や組織とい​った環境を選ばず独自の世界観で生きてきた。自身の発想力と創造力で沸き起こる夢や探究​心を紡いできた。本講演では、桜井さんのあふれるバイタリティで広範で深い知識と経験を披露してくれる。​「人生とは」聴く者はこの言葉を意識させずにすまないだろう。本講演によって、ホンモノの学びとは何かを​真剣に考えていただきたい。

講演者 桜井一二さん-私の迷い形-
関東の地方都市で育った私は、高2の時、町の本屋で偶然『京都の秘境』という本に出会う。 … 「舞妓はんの京都に秘境って?」
この本にさそわれ京都へ、そして秘境へ。
その後、先人に導かれ、迷い迷い、様々な迷宮の扉へ。
気がつくと、森とか田んぼで遊んだり、サンゴの海で泳ぐつもりがサトウキビ刈りをしたり、客のいないcafeのオヤジをやったり・・・・
迷い続ける私の形。

 

講演者プロフィル
桜井一二(さくらいかつじ)
1955年、茨城県生まれ。日本各地を放浪し、アニミズムの視点から自然と人間の関係を学ぶとともに、失われつつある伝統工芸や伝統料理などの民俗文化にふれる。1984年、子どもと自然の中で遊ぶ「自然教室Jを開設。1994年から、不登校・り|きこもりの青少年らの居場所を作ることに取り組む。2008年、不登校・り|きこもりの青少年らの社会体験と交流の場として、京都市内にカフェ&ギャラリー「東西南北Jをオープンした。また、現在、滋賀県で無農薬。無肥料の米作りもされている。心理カウンセラーであり、民俗学研究家でもある。元京都府策定委員。

君たちは今、希望する大学に入るために猛勉強している。
だが、何のために大学に入るのだろうか?大学に受かってから何をするのだろうか?
少しでも良い企業に就職するため…とか、専門の研究をするため…とか、すでに明確なビジョンをもっている人もいるかもしれない。だが、多くの人は、大学合格という目先の目標しか見えていないのではないだろうか?
または、大学合格後のビジョンが見えてこないことに焦りと不安を感じている人もいるかもしれない。
今回の講演者の桜井さんは「今まで1回も就職したことがない」という経歴の持ち主だが、多くの知識と体験を持ち、多くの人と接してこられてきた方。大学での専門研究や就職だけが人生の目的ではないし、将来の明確なビジョンが見えないといけないというわけでもない――――そんな話が豊富は具体例を交えて語られることと思う。
受験生には危険すぎる話かもしれないが、すべての受験生に聞いてほしい。。。(日本史科講師 安田陽介)

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