神楽岡町 忙中閑記07-福島大学うつくしま未来支援センター・佐藤彰彦氏 Cafe東西南北で講演&食事会 盛況理に行われる-

【3.11東北復興と福島のムラやマチの人びと】

日 時:平成24年7月27日(金)19時から
場 所:『Cafe 東西南北』  TEL075-751-1187  京都市左京区浄土寺下馬場町103
http://goo.gl/X1xlL (安田陽介さん<ベジタリアンの逆襲>より転載)
参加者:左京区浄土時界隈 子育て中の主婦、学部生、大学院生 10人ぐらい
講 師:佐藤彰彦 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター、復興計画支援部門特任助教。

・3.11以前
・避難時⇒避難生活
・福島の人びとのいま
・今後どの方向に向かうのかなど

<MCイシド>
福島の地域復興支援担当として県下のむらムラをめぐり応援活動をしています。佐藤さんの専門分野は、まちづくり、地域コミュニティですが、10年以上もの長い時間を経て福島県飯舘村の人びととの交流を深め、豊かな自然と人情あふれる生活観【までい】をもとに、村の長期画づくりの仕事を進めてきました。ところが、3.11を境に生活は一変しまします。あの原発事故以降、飯舘村の人びとは高い放射線から家族の命と生活を守るため避難生活に耐え、ふるさとの復興の可能性を模索しています。3.11から500日。佐藤さんが福島県飯舘村の人々と一緒に見て感じたことをお話ししてもらいます。福島の村ムラの復興と支援とは。私たちに出来ること、関われることとは。。

プロフィル◇佐藤彰彦
 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター、復興計画支援部門特任助教。
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程在籍。村づくりと住民との関わりをテーマに2007年より飯舘村をフィールドとして研究。2010年7月~翌年1月まで村に滞在。2011年4月から6月まで再び村に滞在し、住民団体『負げねど飯舘!!』の活動を支援。健康生活手帳の発行、村民かわら版の発行、村民電話帳の作成等に従事。2010年9月より福島大学に勤務。著書に、共著『「辺境」からはじまる―東京/東北論―』(明石書店、2011年)、共著『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、2011年)。akihiko.sato.96@face​book.com

 

書籍紹介:http://www.akashi.co.jp/book/b101892.html

 

 

 

 

 

 

☆佐藤さんの講演によって、私たちは福島の切実な状況をより深く知ることができた。講演内容をもっと詳しくご紹介したいが、表現力に限界があるので、テキストの一部コピーを掲載する。見にくいところはご勘弁いただき次回の勉強会でご確認いただければ思う。

         

<キーワード>
福島県の農山村/飯舘村/3.11以前/大地震の自然災害規模/原発事故の被害状況/圏外避難の状況/子供たち/子育て中の親たち/年寄りたち/長老・村長/担い手たち/コミュニティの再生復興に向けて/ボランティア活動/観光客/消費者/学者・知識者/マスコミ・メディア/地元行政/地元政治家/国・県/東京電力/医師会

 

    

    

    

【Café 東西南北】
プロフィル◇桜井一二(さくらいかつじ)

『Café・東西南北』店主。1955年、茨城県生まれ。日本各地を放浪し、アニミズムの視点から自然と人間の関係を学ぶとともに、失われつつある伝統工芸や伝統料理などの民俗文化にふれる。1984年、子どもと自然の中で遊ぶ「自然教室」を開設。1994年から、不登校・ひきこもりの青少年らの居場所を作ることに取り組む。2008年、不登校・ひきこもりの青少年らの社会体験と交流の場として、京都市内にカフェ&ギャラリー「東西南北Jをオープンした。また、現在、滋賀県で無農薬。無肥料の米作りもされている。心理カウンセラーであり、民俗学研究家でもある。元京都府策定委員。(2012河合塾文化講演会シリーズ・リーフレットより転載)

桜井さんは学生時代から、沖縄県宮古・八重山や北海道アイヌなど日本人の奥の奥にかかる民俗学研究を続けている。もちろんアカデミズムに翻弄されない自由在野の研究者である。また、自給自足の営みを追及する桜井さんは朽木村の奥地で農業を営む。小中学校の子供たちや、高校大学の若者を連れてドロドロになって自然と格闘する自然体験もスバラシイ。このほか子育て中のご家庭へのサポート活動も常時行っている。
Cafeはお茶や食事をするところというよりは語り合う場所と化して、界隈のヒトビトの心の支柱の役割を果たしているといっていい。このほか桜井さんの活動範囲にはとどまるところがなく探究心はいまも旺盛である。
桜井さんは、企業や組織とい​った環境を選ばず独自の世界観で生きてきた。自身の発想力と創造力で沸き起こる夢や探究​心を紡いできた。桜井さんのあふれるバイタリティと広範で深い知識と経験に触れるたびに、​「人生とは」この言葉を意識してしまう。ホンモノとはなんだろう。「生きる」とは、「学び」とは何かを本気で考えてしまうのだ。(ブログで紹介・文責イシド)

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